健康寿命を伸ばすために・・・加齢性難聴8割受診目標

奈良県桜井市・認定補聴器専門店 さくらい補聴器ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

ここのところ、新聞でもテレビでも、難聴についての話題が多くなっています。数年前には「超難聴時代」2050年には全人口の4人に1人が難聴となると世界保健機構WHOが報告したこともありました。

店頭でのご相談も、「まだ大丈夫と思うのですが・・・」というご相談から、「ずいぶん前から聞こえにくくなってきていた」というご相談、また、お父様、お母様をお連れしてのご相談、色々と頂戴しております。

最近の新聞をご紹介しますと、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会など8団体が加齢性難聴の対策を進めているとありました。

難聴はうつ病や認知症のリスクを高めると報告されています。また、難聴の進行を遅らせて生活の質を維持するためには、聞こえにくさを感じる人の受診率を80%以上に引き上げ、補聴器の普及率の向上を目指すなど、健康寿命を延ばす共同宣言が発表されたようです。

この仕事をしていますと、「聞こえ」が低下されたお客様のコミュニケーションの大変さを目の当たりにしています。補聴器をつけたら大丈夫!と思われそうですが、人間の脳はそんな簡単なものではありません。ほったらかしにし過ぎるほど、慣れるまで時間がかかりますし、改善が難しい場合もございます。

ヘレンケラーが、「見る」「聞く」「話す」のうち、ひとつだけ叶うとしたらどれがいいですか?と聞かれたときに、「聞く」と答えたそうです。人の声を「聞く」ことは人のぬくもりを感じることにもなります。「聞こえ」のご相談がございましたら、どうぞお電話くださいね。

今月の補聴器相談会は5月19日(月)です。
来月は6月9日(月)・23日(月)です。
ご予約は℡0744-35-6736まで。
認定補聴器技能者 吉川ひろみ

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※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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