【実例紹介】娘に聞き返す毎日から笑顔の会話へ|米寿のお母さまと娘さんの補聴器相談|認定補聴器専門店・奈良県桜井市

娘さんに毎回聞き返していた米寿のお母さま ― 思いやりの中にある小さな悩み

娘夫婦さまとご同居されている、笑顔がとてもチャーミングな米寿の奥様。
「病院通いばかりなの~」とお話しされながらも、明るく前向きな方です。

聞こえづらさがあり、
会話のたびに、隣にいる娘さまへ
「今、なんて言ったの?」と尋ねられることが日常になっていました。

特に右耳が聞こえにくく、
左耳をぐっと娘さんの口元へ近づけて会話されるご様子が印象的でした。


お互いを思いやっているからこそ、言いづらい気持ち

母娘さまは、
お互いに「伝わりにくさ」を理解しながら、
とても丁寧に、的確に会話をされていました。

それでも娘さまから、こんなお話がありました。

「忙しいときは、どうしてもイラッとしてしまうことがあるんです」

これは決して冷たい気持ちではありません。
思いやりがあるからこそ、出てしまう正直な感情だと思います。

聴力の低下は老化によるもの。
娘さまも「今までは何とか対応できていたのに…」と、
ふとした瞬間に気持ちが揺れるのですね。


そんなときこそ、文明の利器に頼りましょう

「家族で何とかしよう」と頑張り続けるより、
道具に頼ることで、心が楽になることもあります。

店頭で補聴器を装用していただいた途端、
私と奥様の会話が、娘さんの“通訳”なしで弾みました。

その瞬間、
奥様の表情に、ぱっと笑顔が広がったのがとても印象的でした。

娘さまも、
「耳元で話さなくても聞こえている!」と驚かれ、
そのままご自宅でお試しいただくことになりました。


「静かな森」から、音のある世界へ

補聴器をつけ始めた頃は、
「いろんな音が気になる」と感じられたご様子。

長い間、聞こえづらさに慣れていると、
耳はまるで**“静かな森”に住んでいる状態**になります。

そこへ補聴器をつけると、
「こんな音、聞こえてなかったんや…」
と、びっくりするほど音が入ってきます。


慣れてきた頃に聞かせてくださった、うれしい変化

少しずつ音に慣れてこられた頃、
奥様からこんなお話をいただきました。

  • 老人会で、皆さんのカラオケの音程がよくわかる
  • 夜、家でテレビの音がはっきり聞こえる
  • 夜、2メートル離れた小さな声が聞こえる

生活の中での「聞こえ」が、確実に変わってきていました。


でも、実はここからが本当のスタートです

「聞こえる」と言っても、
聞こえ方は人それぞれ。

  • 補聴器の調整で良くなること
  • ご本人が聞き分ける練習が必要なこと
  • どうしても難しいこと

すべてがあります。

それらを丁寧にお聞きしながら、
どうすれば聞こえがより豊かになるのか
どうすれば会話が楽しくなるのか
どうすれば「今日もいい一日だった」と思えるのか

一緒に伴走しながら、考えていきます。

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