初めて補聴器をお買上いただいた80代Kさま。
まずは耳に入れるところから・・・
調整1回目にお越しいただいたときは、
まだ上手に耳に入りませんでした。
自分の耳の穴って自分では見えないので、
補聴器をつけるって、結構難しいんです。
指の使い方、補聴器の持ち方、
顔の傾き、耳もとでの手の動き、
お一人お一人やり方が違って、
お一人お一人アドバイスも違います。
補聴器の音になれたり、好みの音に調整したり、
3か月かけてトレーニングを行いますが、
それは音に関することだけではありません。
「はじめがつらいのは誰でも同じ」
耳の穴にきちんと装着すること、
耳に入っているのになれること、
まず最初にこんな崖があって、
これをご自身で登るのです。
「補聴器をつけたらよく聞こえる」に至るまでの、
最初の「頑張り」が大事です。
2回目にお越しいただいたKさま、
頑張ってくださったのですね!
「ちゃんと耳に入ったら、
先生の声も良く聞こえて、
大正琴の調律の音もちゃんと聞こえたの。
今までこんなに聞こえてなかったわ」
そんなお喜びの声を私たちもお聞きしたいので、
一緒に頑張って伴走したいと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日の1枚「早矢仕ライス」
橿原近鉄にマルゼンカフェが出来ました。
ハヤシライスの名前がここから来たみたいです。
しっかり煮込んだ味、美味しかったです!
梶井基次郎の「檸檬」の本に、
丸善が載っていることから、
コラボレーションデザート檸檬ケーキも
お薦めです♪
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