加齢性難聴

奈良県桜井市のさくらい補聴器「聞こえの相談室」ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

70代後半のお客様。まだまだ現役のお医者さまです。「子どものころに近くの工場によく遊びに行ってたから4000Hzが下がってるやろ。今は加齢性難聴やな~」とさすがご自身のことをよくご存じです。加齢性の難聴とは下のグラフでもあるように、年齢と共に高い音から聞こえが悪くなる難聴で、徐々に進むため気づかない方もいらっしゃいます。

電池交換は面倒なのでと充電式をお選びですが、当店で扱っている耳かけ型充電式メーカーは3社ございます。価格や音質など色々な方面から、デンマーク製オーティコン補聴器をお求めになられました。

このようにコンセントを差し込んでおくだけで便利です。主に就寝中に充電される方が多く、お休み前に蓋をバカっと開けて補聴器をセット、緑のランプが点滅して充電を開始します。起床時には完了しており、電池を入れる手間もありません。万が一停電になっても、こちらのメーカーの充電器は3日分をためてありますので安心です。

「聞こえが悪くなるのは年を取ってから」と思うかもしれませんが、聴覚の最も鋭敏なのは20歳前後で、そのあとは徐々に低下していきます。病的な聴力低下でなければ、これは加齢による退行です。しかし一部の音域の低下であれば、生活の中で不自由がないため自覚のない方がほとんどです。それが60代になると聴力低下の音域が増え、75歳以上になると顕著になるため、日本人の65~75歳では3人に1人、75歳以上では約半数が難聴に悩んでいると言われます。ただし個人差が大きいため、80歳を超えても聞こえがそれほど悪くない人もいます。

今月の補聴器相談会は9月9日(月)・30日(月)です。
ご予約は℡ 0744-35-6736まで。


※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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