片耳だけ使っていたけど、やっぱり両耳必要です

奈良県桜井市のさくらい補聴器「聞こえの相談室」ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

数年片耳での補聴器装用でしたが、「やっぱり両方必要ですよね」と購入いただいたお客様のお話しです。

70歳で初めて補聴器をつけられたМさま。当時から両方つけた方がよい「聞こえ」の状態でしたが、もう仕事は引退して畑仕事をちょっとするだけで、会合で必要な時にしか着けないしと、右耳のみのご使用でした。その後、加齢とともに聴力が低下、修理も行いながら8年、「もう片方だけでは聞こえにくいことも多いし・・・」と両耳装用にされました。

50代Tさまは医療系のお仕事。40代から補聴器を左耳のみで使われていました。普段の生活では不便はないけれど、先生の声、患者さんの声、スタッフ間のコミュニケーションと神経を使うお仕事、さらにはコロナ禍のマスクでさらに聞こえづらさが増し、10年の間に常用が必要な聴力になったりと一度買い替えもありましたが、両方つけてもらってお試しいただくと「片耳よりすごーく楽!」と両耳装用となりました。

「あんなり使わないし・・・」「必要な時にしか使わないし・・・」「両方すると高くなるし・・・」と、色々な理由で片方の選択をされる方もいらっしゃいますが、基本は両耳装用です。(その方の聴力や環境、耳の状態などから判断して、片耳装用をおすすめする場合もございます)

そしてここが大事なことですが、今までの片耳装用から両耳装用の時期が来ましたら、出来れば買い足しではなく、両方一緒のご購入をおすすめします。なぜなら、片耳装用の補聴器購入から数年たっていると、お使いの機種の補聴器が販売中止になっていることが多く、違う機種の買い足しは左右の音質が違ったり、きちんとした調整が出来きれないなど、両耳装用のメリットが残念ながら減ってしまうからです。

МさまもTさまも両耳での新機種をお話をいたしましたが、ご事情もあり買い足しにされました。片耳装用の時よりベターですが、ベストではないところが満足度にも影響するので、両耳同時に買い替えをお薦めいたします。

※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。


お客様と一緒にここ奈良県桜井市で30年。
じっくりゆっくり補聴器Lifeに慣れるようサポートいたします。

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今月の補聴器相談会は6月24日(月)です。
来月は7月8日(月)・22日(月)です。
ご予約は℡ 0744-35-6736まで。

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