片耳装用から両耳装用へ

奈良県桜井市のさくらい補聴器「聞こえの相談室」ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

橿原市からご来店のTさまは7人家族。お嫁ちゃんの仕事休み以外は、主婦業を任されています。それだけあってパワフルな70代の奥様です。

今までは左耳のみ補聴器をご使用でしたが、右耳の聴力低下も気になり、両方つける大切さも考えてご来店されました。

現在の補聴器は他店購入の耳かけ型でしたが、そのメーカーのフィッティングソフトが当店にもあるため、左耳→右耳用に調整させてもらい、メインの左耳に新しい補聴器を購入下さいました。

左右の聴力に差があるときは、補聴器はまず聴力の良い耳につけます。「なぜ悪い耳につけないの?」とよく質問されます。悪い耳に補聴器をつけても良い耳以上には聞こえが改善されない場合、違和感のない聞こえを選択するために「良い耳+α」にして、より聞こえやすくします。

しかし両耳につける意味は、音の方向が分かったり、雑音のある中でも聞き取りやすくなるなど、効果は計り知れないため、違和感がある方以外は、やはり両耳装用が基本です。

ですので、初期は片耳から始めても、ずーっとそのままでいるのではなく、聴力の変化に応じて両耳装用への移行は必要なことです。

今月の補聴器相談会は2月17日(月)です。
来月は3月3日(月)・17日(月)です。
ご予約は℡ 0744-35-6736まで。


※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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