片方の耳はいいんだけど、補聴器が欲しいのです(左右差が大きいお客様)

奈良県桜井市のさくらい補聴器「聞こえの相談室」ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

70代のお客様。耳鼻科からの紹介でお越しくださいました。
補聴器がなくても聞こえておられます。面と向かってお話ししていると、会話に全然困りません。といいますのは、左耳がささやき声でも聞こえるくらいの聴力だからです。

ところが、右耳の聴力低下がありました。左右の聞こえの差がとても大きいのです。
こんな時の補聴器の合わせ方はとても難しく、「どれだけ困っているか」によって、補聴器が必要か、またどれくらいの「聞こえ」に合わせるのか、またその後の使い方など、色々な面から考えます。

Yさまのお仕事はホテルの調理場。あっちからもこっちからも指示があるのに聞き返しが多く困っていたそうです。確かに左耳の聞こえが良い分、右からの指示も左に回るため小さく聞こえたり、また、どこから聞こえているのかも分かりづらかったご様子でした。

ご購入前の補聴器のお試しで、聞こえの良い左耳とのバランスや、ボリューム操作でどれくらいがちょうどよいか、食器のあたる音のうるささなどをお聞きしながら調整し、便利であったことからご購入くださいました。

右耳に補聴器をつけ、特に全方向から聞こえるようにしたことで、後ろからの指示も分かりやすくなられて「仕事がこれで助かっている~」とご感想。今はお出かけ時にも使用していますとお話しくださいました。

今月の補聴器相談会は11月25日(月)です。
来月は12月9日(月)・23日(月)です。
ご予約は℡ 0744-35-6736まで。


※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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