11月に初めてご来店いただきました。
小柄でチャーミングな80代Kさま。
60才までお仕事をされていましたが、
退職後から始めた大正琴が一番楽しいそうです。
そのお楽しみの後に、お仲間さんとの
おしゃべりが聞こえづらいとご相談。
「聞こえ」のお悩みは初めてなので、
まずは耳鼻咽喉科で診察です。
耳の中の外耳道や鼓膜は正常と、
先生からのご連絡があり、
お困りごとは補聴器の出番です。
耳の穴の型をまずは取ります。
マスクもメガネも外して、
5分ほど充填剤が固まるのを待って、
外すとこんな形の耳型が取れました。
左右の耳型です。
この中でコンピュータを埋め込む部分を
切り取って、補聴器は出来るのです。
耳の穴の太い人、細い人、
極端に曲がっている人、先だけ細い人、
もう100人いれば100人違います。
この耳型をメーカーに送ると、
Kさまの補聴器の出来上がり。
さあこれで、なんでも聞こえます!
なんていうのは、大間違い。
ここからが大事なのです。
こちら、リオネット補聴器の
聞こえと脳のトレーニングの冊子のように、
3か月かけて調整など行うのですが、
これをトレーニングといいます。
そのまず最初は、
耳の穴に補聴器を入れることから。
自分の耳の穴って、
自分では見えませんよね。
指の感覚で納まるように入れる。
今まで未経験なものは、
なんでも時間がかかるものです。
耳の穴の向きや大きさによる入りやすさ、
指の持ち方、耳元での手首の使い方など、
一人一人違います。
まずはここからがスタートです。
一緒に頑張りましょう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日の1枚「雛人形を買いに」
孫の初節句。
ぼちぼち考えなくっちゃと思っていると、
一般的に11月頃から考えるそうで、
出遅れたー!百貨店!百貨店!
そんなあたふたしてる私に、
「トイザらスでいいよ。ポイントつくし」
と娘。びっくりー
今どきは雛人形もトイザらスなのね。
まあ娘がそれで良いなら・・・
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