奈良県桜井市のさくらい補聴器「聞こえの相談室」ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。
耳かけ型補聴器は、耳の上に補聴器をのせて使います。そこで拾った音を補聴器が増幅し、チューブを通って耳の中に入るチューブタイプと、軽やかで目立ちにくいRICタイプがあります。RICタイプは増幅した音が導線を通って耳の中で出てくるので、音質が良く人気があります。どちらも長所短所があるのですが、今回は耳栓についてのお話しです。
どちらのタイプも耳の穴の大きさによって、耳栓を選ぶことが出来ます。チューブタイプの補聴器では大きさの大小だけでなく、ソフトタイプ、ちょっと固めタイプがあります。RICタイプの補聴器も耳栓の大小があり、メーカーによって形が違います。
チューブタイプ
RICタイプ
このように、既製の耳栓を使用するのが一般的ですが、パワーの欲しい高度難聴の方やサイズの合わない方は、ご自身の耳穴の型を取った「イヤモールド」にすることがあります。隙間があるとピーピーとハウリングが起こるため、ぴったりした耳栓が良いのです。
Hさまは高度難聴のため、しっかりと音が漏れないように「イヤモールド」にしました。とても耳が柔らかいのでひっかけのあるカナルロックタイプにして、ずれにくいようにお作りしました。
Sさまは耳穴が大きくて既製の耳栓では隙間が多かったため、「イヤモールド」を作成しました。お医者様なので聴診器をいつもされているからかなぁーと思いました。
「聞こえ」はもちろんですが、耳の形、耳の穴の状態など皆さん違いますので、お一人お一人何がベストなのかを考えながらフィッティング調整をしていきます。どうぞご相談ください。
今月の補聴器相談会は10月15日(火)・28日(月)です。
ご予約は℡ 0744-35-6736まで。
※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。
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