いよいよ本格的に難聴と向かい合うことにされました。

今月の補聴器相談会は4月22日(月)です。
来月は
5月13日(月)・27日(月)です。
℡ 
0744-35-6736までご予約をお願いいたします。

ポケット型補聴器をお使いの80代Aさま。グランドゴルフに刺繍クラブ、もうお楽しみはたくさんお持ちです。若い世代のお仲間さんもいて、それがまたご自身に活力をくれるとか。なんて素敵な年齢の重ね方でしょう♪自分の好きな事が出来るのは、ご家族さまの協力もあってのことと思います。

補聴器も7年目となりました。耳かけ型をお使いの時期もありましたが、「私は汗かきやからー」と精密機器に汗はNG!耳の上に乗せる補聴器は使いづらく、ポケット型補聴器で必要時のみ使っておられましたが、いよいよ本格的に難聴と向かい合うことにされました。つまり常用です。

聴力によっては必要時のみの使用もありですが、そこはご自身の何となく着けたくないから・・・ではなく、聴力測定の結果や医師の診断など、これ以上聴力低下を起こさないためにも医学的な根拠が大事だと思います。

会話の聞こえづらさの自覚や聴力測定結果により、Aさまは常用することに納得され、汗の影響を受けにくい「耳あな型補聴器」を選択されました。耳のあなの型を取るためには、医療用シリコンを注入します。その後、固まってから取り出し、メーカーに送りますが、メーカーではこれをもとに3Dスキャナで耳型をスキャンし、シェル=補聴器の形をデザイン、特殊な光造形装置によって正確に立体化します。そしてその中に、精密機器の部品を丁寧に組み込むのです。

固まったシリコンの耳あなの型を見て、「あらー右耳にずっと耳栓(ポケット型補聴器の)をいれていたから、右の方が太いのね!」朗らかなAさまなので、なんでも興味津々♪好奇心旺盛なことはいくつになっても大事ですね。そしてこの型をもとにできた補聴器はこちら。

写真の撮り方で分かりにくいですが、やっぱり出来上がった補聴器も右は太いです。そして赤は右、青は左、ポケット型補聴器では片耳でしか聞いてなかったのが両耳につけることになり、さあ、これからトレーニングスタートです!

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