奈良県桜井市・認定補聴器専門店 さくらい補聴器ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

80代Yさま、以前は既製の補聴器をよく落とされていましたが、耳あなの型を取って作ったオーダー補聴器にしてから「大丈夫!」と調子よくお使いでした。でも先日あわてて、きちんと収まりを確認せずに山仕事に行かれて、落とされました(泣)
オーダーの耳あな型補聴器は、耳のあな=外耳道の型をとってメーカーに送り、それをもとにシェル(プラスチックの形)を作り、その中に部品を入れます。シェルの形、大きさは一人一人違い、部品の配置を考えながら作るそうです。聴力が悪い場合はパワーを出すため大きい部品になるので、シェルも大きくなります。

(黄緑色の耳型を3Dスキャンしてコンピュータに取り込みます)

(コンピュータ上でシェルをデザインし、実物のシェルを作って、部品を組み込みます)
それらのことを行うために、オーダーは時間がかかりますが、一回ご注文をいただいてますと、そのデータは残っているため、時間も短縮されて納品となりました。

今回は取出しワイヤーを輪っかタイプにして、そこにチェーンをつけ、万が一落ちた時もクリップで引っかかるようにしました。「これで安心や!」とYさま。私も安心です。

(一部の補聴器には紛失保証もございます)
今月の補聴器相談会はは8月4日(月)・25日(月)です。
ご予約は℡0744-35-6736まで。
認定補聴器技能者 吉川ひろみ
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※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。
