5月「テルテル母の補聴器日記」

奈良県桜井市・認定補聴器専門店 さくらい補聴器ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

毎月ラストの金曜日はスタッフてるちゃんのコラムです。補聴器をご愛用いただいて6年のてるちゃんのお母さま(91歳)、家族としてのお話しはとても参考になると思います。いつもメンテナンスにお越しくださると楽しいエピソードがいっぱいなのです♪

母が固定電話の訳の巻

最近は若い方だけでなく、私達のような年代からも固定電話を所有されない方が多くなりました。我家も掛かってくるのは、1.断っても負けないセールスコール、2.母、3.携帯無音の私に息子達の急ぎの電話・・・位で、要らないかなぁ?と思いますが、母から掛かるのでまあ必要です。

何でも「新しいもの好き」な母が、何故いまだに固定電話か? 

ある時、「家族でお得!」の、とある通信会社の携帯契約の時に、母に携帯を渡したんです。「珍しいものだから使いたい」「使い方がわからないから聞きたい」と私に電話をかけますが、気が付かない私のせいで主人と息子さんたちが電話攻め(笑)。勿論仕事中、商談中 で父の雷が、母と渡した私に落ちまして没収となりました。

今思えばあの頃に、補聴器の必要性をもっと感じ取れば良かったと後悔しています。

といいますのは、慢性の中耳炎から難聴になりかけていたことに周りが気が付かず、混乱の真っただ中に母はいたのでしょう。弱音を吐かずに自分で何でもしてしまうので、聞こえにくい不安が悪影響。認知機能が年齢相応に落ちたのか?くらいにしか思っていなかったのですが、今にして思えば聞こえて無いので理解してなかっただけ・・・なかなか聞こえないは、言いたくなかったのでしょう。

「ちょっと聞こえにくいかな?」は、健康な方でも「あら?そうなの?」と思うくらい、早くから始まっているらしいです。軽度だからと思わず、早目に補聴器に慣れると上手に使いこなすにつながりやすいことや、良いところもそうでないところも理解して、納得して上手く利用すること、母の今まで経過から学んでいます。つまり、魔法の道具を望みがちになりますが、補聴器は魔法の道具でなく、共に歩む道具です。

スタッフテルテル

来月の補聴器相談会は6月9日(月)・23日(月)です。
ご予約は℡0744-35-6736まで。
認定補聴器技能者 吉川ひろみ

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※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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