小さな補聴器の中は
どうなっているかご存じですか?
少し補聴器の歴史をお話しいたします。
昔の人は、
聞こえないことを解消するために、
ほら貝や牛の角を耳に当て、
音を集めることを考えたようです。
1700~1900年代になると、
トランペット型の聴音器が発明され、
難聴だったベートーベンも
使用していました。
その後、
音を補うための道具として、
「音を大きく」「小型化に」を目指して、
電気式補聴器、真空管補聴器、
トランジスタ型補聴器などの進化をたどり、
1990年代には、
コンピュータの入った補聴器
=デジタル補聴器が発明されました。
その画期的な補聴器は、
実は日本が最初に発明したのです。
補聴器は、入ってきた音を電気信号に変え、
その電気信号を増幅し、
それを再び音に変えて
出力する構造になっていますが、
デジタル補聴器は、
コンピュータ処理によって、
聞き取りやすい音に
作り変えることが出来ます。
たとえば、
聞きたい音を強調する、
正面からの会話をより聞きやすくする、
騒がしい場所の騒音を抑える、
不快なピーピー音がならない等、
色々な機能がついています。
つまり、補聴器の中は、
可能性がいっぱいなのです!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日の1枚「そろそろ・・・」
1日違うだけで、桜の花が違います。
まだもう少し先やねーなんて言っていたのに、
次の日はお見事!
川辺の桜も、京都の名所の桜も、
ご近所の桜も、
咲き始めも、満開の時も、散り始めも、
雨の日も晴れの日も曇りの日も、
桜って本当にいい!
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