奈良県桜井市・認定補聴器専門店 さくらい補聴器ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

毎月ラストの金曜日はスタッフてるちゃんのコラムです。補聴器をご愛用いただいて6年のてるちゃんのお母さま(91歳)、家族としてのお話しはとても参考になると思います。いつもメンテナンスにお越しくださると楽しいエピソードがいっぱいなのです♪

母が諦めたもの
難聴になって母が諦めたものは、きっと沢山あるのだろうと思います。その中でも残念だったであろうことは「歌う」かもしれません。
母が美声なのか、音痴なのかは不明ですが、50代からお寺で詠唱の練習が有り、その流れでカラオケの会?に行くのが楽しみでした。その日に子連れで帰省すると大変迷惑そうでしたので(笑)
演奏が聞こえない、リズムが取れない、難聴になると色々と障害が出てきます。自分の声は聞こえますが、合わす音程が判らない。音符の読める方は違うのでしょうが、一般的に耳コピ―の方が多いので、音がずれているのはわかると思うのですが、補聴器を付けるとどうなのでしょうか?
機械音になりますので快適かどうかの判断は、私には出来ませんが、コーラスをされている知り合いの方は大会予選にも出られていますので、可能なのではないでしょうか。(もちろん人知れず努力はされているとは思いますが)
ただ使い始める時期は、大変重要でしょう。母のような高度、重度、尚且つ85才を過ぎてからでは、補聴器が優秀でも使いこなす事が難しい。何事も早め早め、症状が軽いうちから自分が頑張るのではなく、機械に助けてもらいましょうという、気持ちの切り替えがもっと早く出来たら良かったのにと思っています。
スタッフテルテル
来月の補聴器相談会は7月7日(月)・28日(月)です。
ご予約は℡0744-35-6736まで。
認定補聴器技能者 吉川ひろみ
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※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。
