外耳・中耳では音を増幅する働きがありますが、
その箇所に原因があって聞こえづらい状態を、
<伝音難聴>といいます。ここまでは先週のお話です。
音や言葉が増幅され、その振動が内耳に届きます。
内耳には蝸牛と書いて「かぎゅう」という個所があり、
まさしくカタツムリ!ぐるぐると2回転半の形状です。
この蝸牛の中にはリンパ液が
3層になって満たされていて、
伝わった振動がリンパ液をゆらし、
中にある有毛細胞をゆらゆらさせます。
高い音はここをゆらゆら、
低い音はここをゆらゆら。
このゆらゆらが、さらにゆらゆらを促して
振動→電気信号に変換するのです。
この変換がうまくいかず聞こえづらい
状態を<感音難聴>といいます。
ここで電気信号に変換されたのち、
神経を通り、脳を刺激することになります。
つまり、耳から入った音や言葉が
そのまま脳に伝わるのではなく、
電気信号となって脳を刺激し、
その情報をもとに人間は考えたり、
理解したり記憶をするのです。
ここに原因があると脳や神経の分野になります。
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今日の1枚「富士山ビール」
芦ノ湖のそばの成川美術館に行ってきました。
NHK「おはよう日本」で映っている富士山は、
この美術館にある定点観測ビデオだそうです。
残念ながら曇りで富士山は見えず・・・
代わりに富士山ビールをいただきました。
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