耳が聞こえにくい原因は?<感音難聴>

外耳・中耳では音を増幅する働きがありますが、
その箇所に原因があって聞こえづらい状態を、

<伝音難聴>といいます。ここまでは先週のお話です。
音や言葉が増幅され、その振動が内耳に届きます。

内耳には蝸牛と書いて「かぎゅう」という個所があり、
まさしくカタツムリ!ぐるぐると2回転半の形状です。

リオネット補聴器「聞こえと補聴器」より

この蝸牛の中にはリンパ液が
3層になって満たされていて、

伝わった振動がリンパ液をゆらし、
中にある有毛細胞をゆらゆらさせます。

高い音はここをゆらゆら、
低い音はここをゆらゆら。

このゆらゆらが、さらにゆらゆらを促して
振動→電気信号に変換するのです。

この変換がうまくいかず聞こえづらい
状態を<感音難聴>といいます。

ここで電気信号に変換されたのち、
神経を通り、脳を刺激することになります。

つまり、耳から入った音や言葉が
そのまま脳に伝わるのではなく、

電気信号となって脳を刺激し、
その情報をもとに人間は考えたり、

理解したり記憶をするのです。
ここに原因があると脳や神経の分野になります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今日の1枚「富士山ビール」
芦ノ湖のそばの成川美術館に行ってきました。
NHK「おはよう日本」で映っている富士山は、
この美術館にある定点観測ビデオだそうです。
残念ながら曇りで富士山は見えず・・・
代わりに富士山ビールをいただきました。

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