補聴器が故障しているか知る方法

奈良県桜井市のさくらい補聴器「聞こえの相談室」ブログをご覧いただきありがとうございます。毎週、金曜日に更新をしています。

9年お使いいただいていた70代後半のKさま、メンテナンス時に音を確認すると、「あれ?」Kさまの聴力から考えると、私の耳で聞く限りこの音は小さすぎます。でもそれって私の感覚です。そんな時に、補聴器から出る音を調べて、グラフや数値でわかる機器があります。補聴器特性測定装置です。

こんな四角い箱の形をしていて、コードでパソコンに接続されています。バカっと開けると・・・

扇形の白いマークの下から音が出て、緑のプラグの先に補聴器を付けて音をキャッチします。その音を補聴器内で増幅したのち、緑のプラグを通ってパソコンにデータとして表示されます。青のプラグはその出力している音が間違いないかをチェックしています。つまり、補聴器の性能をこの機器の中で調べ、そのデータをパソコン上にグラフや数値として表します。これによって、入力している調整データがちゃんと補聴器から出ているのかを比較出来るのです。

「あら、9年も経っていたら故障しても仕方がないわね~」Kさまも使用年数にビックリしながら、新しい補聴器をご新調くださいました。高山植物とラジオ深夜便が大好きな奥様、まだまだお楽しみがいっぱいです♪

今月の補聴器相談会は7月22日(月)です。
来月は8月5日(月)・19日(月)です。
ご予約は℡ 0744-35-6736まで。


※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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