聞こえづらさが即仕事に影響するお年頃

今月の補聴器相談会は2月19日(月)です。来月は3月4日(月)・18日(月)です。℡ 0744-35-6736までご予約をお願いいたします。

耳鼻科からのご紹介でお越しくださいました。60代現役の職人、大工さんです。右耳は小さいころの中耳炎で聴力が落ち、左耳で今まで問題なかったそうですが、1ヶ月前から急に聞こえづらくなったそうです。まだまだ引っ張りだこのお仕事なので、施主さんとの打ち合わせや現場監督からの指示など、聞こえづらさは即仕事に影響します。そのため、耳鼻科の診察を経て補聴器をお求めにご来店くださいました。

お選びいただいたのは小さくて軽やかなRIC補聴器です。この補聴器は言葉の聞こえを改善するのはもちろんですが、お仕事柄、大きな作業音がどうしても聞こえてしまうための「衝撃音低減」機能がある補聴器です。これは、予期せずに起きる突発的な音、たとえばドアの「バタン」と閉まる音や食器がぶつかる音など、不快な衝撃音を瞬時に抑える機能です。それでもどうしてもうるさい機械音は外してもらうことにしました。補聴器という道具を便利グッズにするかどうかは、使い方で変わってきます。

「休憩時間、みんなでテレビを見るときは20~25でも聞こえやすくなったけれど、親方がきたらボリュームを30にするからうるさい」とМさま。周りの人もうるさいから場所を離れるそうですが、社会生活を営む中で色々な場面があり、それらをすべて対応するのは難しいです。でもひとつひとつお話をお聞きしながら、一緒に対策を考え、Мさまの場合は、親方が来たらメモリーボタンを押して、補聴器の音を小さくすることにされました。

※補聴器は、使用開始前に適切なフィッティング調整が必要です。
※適切なフィッティング調整とは、補聴器の選択・調整・補聴器による聞こえの確認や評価で、これらによって効果が発揮されます。
※装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。

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今日の1枚「天理大学雅楽部演奏会」

お知らせです。私が所属していますボランティア団体では、天理大学雅楽部の支援を行っています。2月25日に天理市民会館で、3月3日に浅草公会堂で定期演奏会があります。1月から始まった大河ドラマ「光る君へ」でもたびたび雅楽の演奏が流れます。ご興味がございましたら、ぜひ足をお運びくださいませ。

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